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不名誉なリンク集は危険?

検索エンジンにおける掲載位置の対策として自動リンクに関する疑問にありがちな、「膨大な発リンク数、またよく見かける性的なキーワード登録ページからの受ける被リンク、つまり不名誉なリンクは危険=ペナルティ?」という一般的な価値観からの考えがある方もおられるようだが、厳密には不名誉なリンクの危険度に関しては灰色である部分が多いといえるではないだろうか。
なぜならドメイン単位での主観的な見方をすれば黒になり、これに反して相対的、つまりWEBの全体的視野からの客観的な見方をすれば白になるからである。 ただし、まだ自分のサイトの内部リンク構成が不十分な場合、被リンク(受ける)側のページのタイトル全てのキーワードでドメイン内での大量ページ登録をすると、発リンク側ドメインの掲載位置が被リンク側のそれを凌駕し、「落ちた」と錯覚してしまうこともありえる。こういった場合は形態素で各単語ごとに区切った掲載位置を調べてみれば実際はたいした変化がないことが理解できるはずだ。
攻略法としては、登録する側のページが膨大な発リンク数ページである場合が多く、無効リンクであることが懸念される為、自分のサイトの初インデックスからの時系列が未成熟な初期段階、及び内部リンク構成での関連性が不十分な場合では自分のサイト名(この場合フルネーム)での登録は避けること、つまり1〜2単語程度に控え、検索結果における自動リンク集側ドメインの掲載位置に有利な評価を与えないことが必要になってくる。
これらはなにも自動リンク集だけに該当することではなくブログのトラックバックにもいえることであろう。
結局、倫理的な面を除いた機械的な掲載位置としての不名誉なリンクは現状においては存在しないのとおもえる。そして登録が危険かどうかというとケースバイケースだが、検索エンジン(ぐ)側が出願した特許内には「急激な被リンクの増加によるスパムの前兆」が自動リンクではこれに該当する。だがそれがWEBサイトオーナー側の自発的な登録によるものかどうかを判断してペナルティを与えてしまうことは検索エンジンの精度としては逆に問題である。したがって相互のページの関連性を重視した無効と有効リンク及び急激な被リンク下における無効化を機械的に判別することが最も安定し得る精度保持の方法で、且つ現状もそういった方式が採用されている様にも思える。

‥とうちのおじいちゃんが以前言っていた。2005/11

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